めも

さよなら絶望先生の同人誌を出す夢を見ました。やたらリアルな夢でした。サイズはA5版、表紙は朱色っぽい2色刷り。タイトルは『愛慾』。さよなら絶望先生読本成人向けという文字が明朝体で大きくはいる。 内容は男女百合BLごった煮の18禁えろ。 ・常…

おりじめも。なんかぐろいのでご注意ください。http://d.hatena.ne.jp/sasakimomo/20060830

僕はいつか書くだろう。彼女のための小説を。彼女に捧げるためだけに書かれた小説を。どんな形態をとっていても、どんな現実離れしたジャンルやストーリーでも、それは彼女のことで、きっと彼女と僕のことで、だから僕にとってとても大切な話になる。そして…

欲しいものは、手に入らない。 だからせめて欲しがられたかった。 彼女を見たとき、はじめて、欲しい、と思った。強烈に思った。それ以外の感情はなくなってしまった。慣れたはずの駆け引きに適度な距離の詰め方、相手に追いかけさせる方法なんて、全部忘れ…

あのひとの書いた天使心中の話を読んで絶対敵わないと思ったことを思い出した。あのひと風に表現するなら、いちどきに読めなくて数日かけて読んだ。一年前のことだ。はじめてあのひとの小説にきちんとした感想を告げたのは二次だった。陵辱もの。僕が少し前…

以前書いたこれ http://d.hatena.ne.jp/sasakimomo/20060420 の、途中というかやっぱりメモなのですが、ようするに原稿からの現実逃避。 http://d.hatena.ne.jp/sasakimomo/20040703 小学生のボーイミーツガールで、終末をつれてきた女の子・鞠綾(まりあや…

慈雨の肌は温めたミルクに似ている。牛乳を熱したときに表面にできるうすい膜。あれに似ている。だからきっと、破いてみたくなる。指ですくって、匂いをかいで、舐めて、いじりまわしたくなる。その奥にあるものをのぞいてみたくなる。 ようやく原稿にとりか…

部屋に恋人が忘れていったルーズリーフのノートをぱらぱらとめくる。ブルーの表紙のノートである。ななめに傾いだ、踊っているような、彼女の思考に書く手が追いつかないかに見える字体で、新社会人である彼女の研修中らしきメモがつづられている。見慣れな…

一瞬の衝動のために、それによって起こりうる不利益や周囲との軋轢や後始末をすべて受け入れられるほどできた人間でもないので、けれどやるだけやってあとはしらなーい、と逃げられるほど子どもでもないので、うつむいて、その姿をまぶたの裏に描いて、手に…

波打ち際で水母が死んでいた誰もいない夏の終わりの海とか。蝉の声が降りそそぐ廃線を脱水症状気味になりながら歩いたことだとか。いりびたった図書館の本と21℃で効かせたクーラーのかすかに埃臭い匂いや、机の落書き、裏手にまわるとある林の青臭い緑、ど…

※オリジゆりめも。 http://d.hatena.ne.jp/sasakimomo/20040605 不老腐死、というタイトルの話を考える。人魚の肉とかまあなんでもいいけどそういうたぐいのものを口にして死なない・死ねないけど身体はぐずぐずに腐ってて動けないし痛覚とかもうほとんどな…

サービス提供終了のお知らせ およそ10年前に、くりかえしくりかえし、むさぼるように読んだサイトさまが復活されてました。うれしい――というだけでなく、帰ってきた…!という感情よりも、自分にまだ向き合うもの、考えるものがあるのだと気づかせてくれま…

全部、奪って。 上の口も下の口もこじ開けてねじこんでそそぎこんで汚して欲しい。爪をたてて歯をたてて痛めつけてめちゃくちゃにして欲しい。決して消えない痕を残して欲しい。単純な願いはそれだけなのになぜこんなにも難しい。 肌につけた痕は時間がたて…

業と行というのは違うらしい。私にはその違いがわからなかったので、あるとき、辞書をひいたのだった。 そこには「業――仏教の基本的概念のひとつ。サンスクリット「karman」カルマの訳。本来は行為の意味。」「行――行為・行動であるから業(ごう、karman(कर्म…

「ヒーローってのはピンチになると現れるもんだろっていってもオレはヒーローなんて柄じゃねーですよ、どちらかといえば一癖もふた癖もある噛めば噛むほど味がでるっつーくらいのいい味のある名脇役とよばれて、監督のオキニになっていざ主役張ってみたら映…

マニキュアを塗るのは自分のための儀式だけれど、そのマニキュアをはがすのは彼女の特権だと理沙は知っている。前の晩、時間をかけて塗ったネイルを彼女は一本一本丁重に舐めていく。会うたびにそうするから彼女と会ったあとの理沙の爪先はところどころネイ…