乙女の黒髪、褐色の結び髪(砕要・要砕?)


要と砕蜂の現パロ。えろはないけれど裸はあるのでワンクッション置きますね。





髪を洗ってやるというから素直に頭を少し下げる。ユニットバスはさすがにふたりではせまい。対面の格好で開いた東仙の膝の間に身体を滑り込ませている。小柄なのはこういうとき得だね、といったら大前田と風呂に入るとまったく意味がないぞと答えられた。


「ああ、彼は巨体だからね」
「その分、風呂もでかいのだ。私と一緒に入るために特注して工事をしたのだぞ? バスタブだけで120万円もするのだぞ? あのうつけが」
「愛されているね」
「勝手に愛情をそそがれる身にもなれ」
「好きなくせに」
「だから困るのだ」


東仙と檜佐木修兵だけが物の置き場所を把握して、盲目の東仙のために決めた場所からは決して動かさないシャンプーをなんだか危なっかしい雰囲気で手にとったらしい。お湯のなか、立ち上がったのはわかるから、彼女の下腹部が顔の前にある。肉付きのうすい、本当に成長過程の少女のような身体からは石鹸の匂いがした。


「……洗いにくくはない?」
「コーンロウというのだったか、こういった髪型は。貴様こそ普段、大変ではないのか」
「修兵がやってくれることも多いからね」
「ふん。惚気おって」

と、いいつつ機嫌はよさそうだから、何やら鼻歌まで歌っているから、東仙はこの砕蜂という女の子がおもしろいなぁと単純に思ってしまう。
すぐに洗い方のコツをつかんだらしい。意外と器用だ。がしゅがしゅと指先を小刻みにうごかし、地肌を中心に丁寧に擦っていく。




書かずにいられなかった!いられなかった!!(二回いった)Mさんそのシチュは反則です…。もうこれは自分のなかでは百合ゆりんなんだ。要さんは天然ぽくて「一緒に風呂に入る!」とかいう砕蜂に「うん?いいよ?」ってあっさり答えそう。これって、女の子同士温泉とかでじゃれ合いながら付き合ってる相手の話をしてるのと変わらないの。紗々のなかでは。