いつかあなたにも家族ができるよ。

砕蜂は本当にコメントいただいた通り、大前田家にいくと、家族がわいわいしているのを見て、ちょっと外の空気を吸ってくる、なんてひとりで席を外しそうです。


砕蜂と、5人いた兄の関係は原作でほとんど描かれず、また砕蜂自身が語ったのはあの回想シーンで、悲しかったがそれ以上に、力のなさを羞じた。というところくらい。


羞じた――ということは、身内意識はあったんだなぁと。蜂一族がどのような一族であるかも不明ですし、兄は原作中には登場していないので妄想するしかないのですが、女の子で一番の末っ子で、厳しいけれどやさしくもあり、鍛錬の合間にはみんなで「内緒だぞ」なんていいながら甘いものを食べたり、


してたら、いいな。
そうじゃないとかなしい。



大前田は砕蜂にたくさんのものを(物理的にも精神的にも)与えてくれたけれど、もし一番大きなプレゼントをあげるならば、新しい、砕蜂がここが自分の居場所だと思っていい、いつでも帰ってきていい、そんなファミリーなんじゃないかな、なんてしみじみ妄想してました。