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ハッピーバースディ、大前田誕生日おめでとう…!タイトルは平/井/堅の同名(英語タイトル)曲からお借りしました。キラキラ☆ポップな感じ…!にしようと思ってがんばった。大前田はきらきらな砕蜂イリュージョンで魔法にかかってしまえばいいと思うの。


オリキャラは大丈夫かな、お嫌いな方もいるかな…と思いつつどきどきで書いてました。最初は女の子ふたりでひとりの男を争奪戦して、最後百合っぽくしたい…!と思ったんですが、男女問わず人気があったらいいな、という思いと、きゃるんきゃるんな男の子キャラ(笑顔腹黒)を書いてみたくてこんな感じに。苦手な方はごめんなさい…。


大前田は遠巻きにしてるとうわ何あのひと、なんだけど一度関わっちゃうと惹かれてしまう、ような。それで大前田のこと好きな部下は、そうじゃない部下に「ああ見えて、これこれこうなんだぜ、副隊長は」ってちょっと優越感抱いていればいい…!


あとね、(以下ネタバレ)パーティの間、裏方では大前田弟君と希代ちゃん中心に、くす玉の準備でわたわたです。割られるまでじっとくす玉のなかで丸まって待っている砕蜂を想像すると…すると…もおおお、かわいいじゃないかぁああ…!


ここから藤堂×要のターン。最後には東仙に「…分からないのはお前の方だ、藤堂。何故そう、私に構う」ってぶちギレられればいいと〜というご意見いただいて(引用すみません)


はい、私もそう思います(きっぱり)以下妄想。


「わからねえから構っちまうんだろうが」

 俺だってこんなはずじゃなかった、こんな得体の知れない男に深く関わるつもりはなかった。こいつはただの同僚だ。職場が同じだけだ。それ以下でも以上でもない。仲間だと思ったことすら――俺は、ない。

 こいつは、東仙要はそんなんじゃない。

「話にならないな」
「手の内を明かさない奴と話すことなんか、俺だってないぜ」
「……明かされたいのか」
「何?」
 一瞬にして東仙が間合いをつめてきた。殴られるのかと思い、防御しようとするとその腕すら簡単に外されて、
「……んっ、うぐっ……」
 口づけなんて甘いもんじゃない。食い尽くされるかと思った。同時に、どこか冷静な頭のなかで、こいつは普通の口づけってものをしたことがないんじゃないかとも思った。

 なぜだかはわからない。
 わからないことが多すぎる。
 なのに、こいつは平然と俺の前に存在してやがる。
 気になるんだよ、お前。
 どうしたって気になってしかたねえんだ。

「……ふっ……はぁ……」

 いつの間にか俺は東仙の腰を抱いていた。細い。しかし女のたおやかな細さとは違う。男の腰だ。男の身体だ。
 こうやって舌を絡め、唾液を混じらせていてさえ、俺たちは何ひとつお互いのことを理解できない。おそらく、なんの冗談かたとえこの男と寝たとしても、分かり合えない、確信がある。

 なのにどうして。
 俺はこの腕をほどく気がないんだろうな。
 どこか他人事のように考え、抱く腕に力をこめた。


……おそまつさまでした…!あまりに萌えな東仙の台詞をくださるから!勝手に手が勝手に…!!このあと藤堂の脳裏にはなぜか荒れ野が浮かぶんです(これもいただいたコメントから勝手に妄想)。


いつか任務で赴いた場所、ずっとせんに見た風景だったか。
見渡す限り何もない。誰もいない。こんなところに人間は住めない。ここは見捨てられた場所だ。
不毛な大地からは何もうまれない、何も育たない。風が吹いている。舞い上がる砂で、前が見えない。ちくしょう、うっとうしい。
ああ、歩いているのは誰だ。こんなところをひとりで、独りで往くのは誰だ。
東仙。お前か。こんなところを歩くな。どこへも行き着けないだろう。
追いかけない。俺は、追いかけない。
なのに、
呼び止めようと伸ばす腕は開きかけた口は、矛盾している、わかっている。
「――東仙!」

そこで目が醒めた。


もちろん朝チュンに違いないこの流れなら。ごめん、すごく謝る準備はできてる。妖精さんは逃げません…!


Tさんに拍手お返事なんだよ!(敬礼)

>たむろうさん

ああもう、たむろうさんの熱い語りとありがたすぎる感想が好きです、大好きです。実は最初に一読者としてサイトに通わせていただいていたころ、クールな方だなぁって勝手に思っていました。ギャップがたまりません。

それはそうとして藤堂ですよ!もー好きなだけ叫んじゃってください!しかも私の書く藤堂がかわいいなんてそんな、はいみんなーここテストに出るからアンダーライン引いとくようにーなんて…!!(いやでも本当にテストに出るくらい重要ですもん!>藤堂かわいい)

もし私の書く藤堂がかわいいとしたらそれは、たむろうさんが日記で萌え語っていることとあの小話に確実に影響を受けているので、そのためだと思います…!たむろうさんが書いたり語ったりする藤堂こそ、かわいいなんて言葉が一番似合わないはずなのに、なのにかわいい。不思議。ミラクル…!

らぶくならない、荒れ地のような…に納得しました。何もうまれない。何も育たない。不毛だ。ちくしょう、風と黄砂で目の前が、見えない。

……何それすごい萌えるじゃない…!!

それから、車の話にも反応ありがとうございます!まれちよ号いいじゃないですか…!砕蜂が勝手に大前田の車には全部、『まれちよ号』って名前をつけてるといいなぁと妄想ふくらみました。1号、2号、3号くらい所持してて欲しいな。でも普段使うのは一台だけ。

大前田の車語り萌えました…たむろうさんの妄想力(失礼)がすごい…!車種選びも、その過程のディティールも本当に納得してしまうことばかりでした。

>一方で昔の国産車とかも好きで(ディーラーに色々無茶を言いやすいのもいい)特注で復刻させて(勿論ギラギラ仕様に)悦に入っるまれちよもイイと思います。

このあたりなんて特に大前田らしくて…!ときめきすぎました。成金万歳…!!

ングラスは私もぜひ必須でお願いしたいです!砕蜂は自分も一回かけてみたいんだけど、言い出せないで、ちらちら運転席を見てるといいと思います(えへへ、想像するとにやける)

拍手お返事の場所で長々と失礼しました…!