朝から送りつけやがりました。


こちらにこっそりあぷ。→http://perfectkiss.sakura.ne.jp/xxxhoney/unknown.html(藤堂×東仙


朝っぱらから送りつけてしまって申し訳ありませんな藤要。このふたりの絶対にらぶくならないだろうけれど、親しい仲、いや親しいか俺たちそんなことは…でも今日も言葉少なで通じる会話を交わしてしまうような関係に萌えました…!これ が 『同僚』萌え…!


ありがとうございます、何かに目覚めました…!オープンザドア・ワンダフルワールド。


作中のようなことがあっても明日になれば普通。いつもと変わらず業務をこなしていく。あいつの態度はむかつくくらい変化がない。俺も問いただしたりはしない。大人だからだ。ああ、苦笑する、本当の大人はあんなことはしない。まったくをもって、遠いんだか近いんだか。忙しそうにしてるな、あいつ。


そんな日々のなか、最近、ため息をつく回数が増えた。東仙は目が見えないせいなのか空気の動きには敏感なのだろう、おそらく俺たち周囲が考えている以上に、音に、風に、匂いに、振動に、それらは虚と戦う際におそろしいまでの武器となる。おそらくは俺たち周囲が知っている以上に。


なぁ、東仙。いいたくはないが、お前、隠しているだろ。


自分が五感のうち視覚を欠いた状態でどれだけ、
俺たちにはわからないかすかな音を聴き分け、
空気の流れで虚の気配や天候を知り、
匂いで血の流れた場所に一番にたどりつき、
わずかな振動で敵の位置どころか、個体数まで瞬時に把握できることを。


別にいい。いいたくないならいい。俺も訊かない。お前がその力を隠してるってことはそれ以上の何かを隠しているってことになるぐらいは俺だって推測できる。なんのための能力隠蔽なのか――考えたくもないな。


…けどな、東仙、お前、
俺がこっそり誰にも気づかれないよう、ため息をつくの、いつだって気づいているのを俺は知っている。絶対に、分かっている。少しだけ反応するものな、毎回毎回。けれど知らん顔して何もたずねない。そんなお前が。


俺はやっぱりわからねえよ。