花の帝都に摘まれぬつぼみ。


感想いただけるとうれしいなぁ(えへえへ)今日はきっと夜寝るまでしあわせな気持ちでいられます。自分が書いたもので、誰かが何かを感じてくださったら、それ以上にうれしくて幸せなことはありません。


ところでひよ里のメイドパラレルなどいかがでしょうか。平子がご主人様でもよいのですが、執事というのもすてきです。仮面ちゃんみんなで大きなお屋敷のメイドさんやフットマン、料理長。ご、ご主人様は誰だ…!


もともとは曳舟さんの屋敷で、仕事の関係で住む場所を移ることに。後を任された、幼いころ曳舟さんに拾われてメイド以外の教育(読み書きとか、行儀作法とか)も教えこまれ、誰よりもこの屋敷を大切に思い、そして主人である曳舟さんを慕っていたメイドのひよ里。

執事の真子とは反発しつつも「うっさい、客間のイス、一番右の空気抜けて薄くなってたで!そんくらい気づけハゲ!」「ホンマか!? 直すよういっとかな、あ、そっちこそ」「そっちこそなんや」(ひよ里メイドは万能なので失態なし)

「……こないだの休みにレエス買うてたやろ。凝ったやつ」「そ、それがなんや」「あないに長く買うてーどこにつけんのやろなー下着か?」「関係ないやろボケ!」(顔真っ赤)「……下着って、ちょっ、オマエ誰に見せるつもりやねん!」自分でいったくせにあせあせな真子。


そんななか、屋敷を空にするわけにはいかず使用人を路頭に迷わせるわけにもいかず、曳舟さんに頼まれ現れたのが夜一様。喜助さんでもよかったですが、喜助さんは真子と同じ執事になるんですよ…!研究大好き・開発生き甲斐な執事。平子と同僚にしたかったの。


あと、夜一にゃんくると自動的に砕蜂ついてくるから。表向きはお付きのメイドさん、いざというときには身を挺してお守りします。夜一様を慕う姫カットおかっぱなビジュアルは百年前の砕蜂(和風メイドがいいなぁ。着物にふりふりエプロン)と、洋風メイドなひよ里のちみっこ対立。

ちんまいの同士がけんけんがくがくやってるのを見て、ほのぼの紅茶をすする夜一さまと喜助さん。「かわいいのう」「ええ、心があったまりますねえ…」「仕事せえ、喜助ェ!」「あ、平子サン。スミマセン今行きます」


そんな砕蜂たんは落ちぶれたとはいえけっこういい家柄の出で、新興成金の長男とあれこれしますよ。大前田家はもとをたどれば蜂家に恩のある家、天涯孤独の身となった砕蜂を気にかけるまれちよ。

まんざらでもないくせに(あやつにはもっと結婚するにふさわしい…良家の子女がいるはずだ。恩があるとはいえど、暗い職務に手を染めてきた我が家、満足な後ろ盾もなく、名ばかり残った蜂家の生き残りなど…)
そして握られた手を振り払い、「情けなどいらぬ!金で私が買えると思うな!」身分違いのツンデレロマンス発生。


舞台は大正〜明治初頭くらい?混乱と混沌の時期。好きサイトさまの大正ロマンスパロディに感化されまくりでした。