夏まっさかり。


忙しくなればなるほど友人に会って遊びたくなるものです困った…!いや困らない、こんなとき友達のありがたさが身に沁みます。ありがとう。



砕蜂と希はふたりともすごい忙しいと思われますがどうやって息抜きしてるのかなぁなどと考えました。


大前田は多分、自分がリラックスできる方法をいろいろ持っていて用途によって使い分けられると思うんだ…!マッサージ(世界観的には按摩さん)、買い物、趣味(ブレスレット作り。公式)に没頭、後輩誘って飲み。とかとか。


個人的には昔から遊郭に通っていて(兼業の接待にも使うし警邏隊の情報収集も兼ねてる)、馴染みの芸妓さんを身請けして家の一軒くらい軽ーく建ててやって、今は、彼女の妹女郎をよろしくと頼まれてまぁかむろのころから見知った子だしてなわけで可愛がってるなんていいと思います。行ってもなんにもしないで寝てて「希さん、少しは遊んでくれしゃんせ」なんて拗ねられてたらいいな…!


大前田の色街での遊び方はすごくきれいな気がします。お金の遣い方がきれいというか、粋。慣れてる。それでいて女に深入りしない。と、いうか深入りせずに楽しめるような相手を無意識のうちに選んでいるというよな。


で、いざ本気になっちゃったら相手が全然趣味じゃないはずの上司様だといいんだ。もう本人もおいなんでだなんでなんだよおいあり得ねェだろくらいの勢いでぐるぐる。


最近、直木賞を受賞した『吉原手引草』を読んだせいか(ものすごくおもしろかった…作者さんの知識とそれを自然に物語りに取り入れる手法が限りなくうまい。ひたすらにうまい)、遊郭ものパロディ妄想どきどきノンストップです。いや暴走?うんそれはいつものことだった。


任務の成り行きで遊女の格好をして遊郭に潜入捜査な砕蜂と、ばったり廊下で会っちゃった大前田なんてどうかな…!


で、これまた成り行きで遊女と客として振る舞うことになって、引っ込みがつかなくなって酒の勢いも手伝い、布団の上で寝るの寝ないの抱くの抱かないのの騒ぎですよ。


「貴様、私では不満だというのか!」
「こんな形じゃ嫌だっていってるだけでしょうが! 俺は、もっとちゃんと」
「も、もっとなんだというのだ!」
「だから、こういう風じゃねえ、きちんと好きだっていったうえで」
「……なっ!?」
「……え? あ……」


えーと、なにその結局両想い。知らぬは両者だけなり。うあーばかっぷるかわいすぎる…。

ラブというお薬は適量で。用法用量をお守りください。